皆さま、こんにちは。

いつもお読み頂きありがとうございます。

さて、前回の続きです。

私の住む宝塚から奈良へは1時間半から2時間近くかかります。
同じ関西ですが、大阪を跨いで行くので、近くて遠い奈良です。
なのでどうしても足が遠のいていました。
熊野に行く時やレッスンで行ったりはしていましたが、車なので、観光とはちょっと違いますよね。

で、久しぶりの東大寺。
東大寺が華厳宗であることも知りませんでした💦
奈良の大仏様と称して呼んでいたけど、盧舎那大仏様と言うことも。
改めてその大きさと眼差しに心を見透かされているような気持ちになりました。
大仏殿を出ると前回アップした彩雲が見れました。
彩雲とは大気中の水滴や氷の粒が太陽の光に反射して、虹のように模様が見える雲のことで、幸せが訪れると言うジンクスがある珍しい雲です。
仏教でも瑞祥と呼ばれ縁起の良いものとされるようです。
キリスト教でも神様からの祝福とされ、宗教に関係なく幸運の前兆と言われているそうです。
空を見上げなければ見ることができないわけですからね。

そうして彩雲に歓迎されたのが奈良の象徴とも言える大仏様を拝んだ後だったことに喜びを感じますよね。
2024年自分がもっと変わりたい、進化したいと思っているこの時期に見れたことに絶好のタイミングを感じますし、背中を押して頂いているように感じずにはいられませんでした。

 

東大寺の後は少しバスに乗って新薬師寺に行きました。
人が少なくて、奈良のお友だちがいなかったらまず足を運ばないかもしれません。
侘び寂びの世界というのでしょうか。
決して派手ではなくひっそりと悠久の時を経て来たのだろうという感じがしました。


本堂には十二神将立像があり、それぞれの干支にちなんだ立像が薬師如来様を取り囲むようにして護衛されています。
私の干支は迷企羅大将でした。
手を広げて口を開けているお姿が私にピッタリです!

 

ここの立像はかつてこんな色だったはずだと再現されている映像がありまして、これがまた面白かったです。
微かに残る色を再現したものですが。びっくりするくらいカラフルなんです。
お寺と言うと色彩が神社に比べれば地味なイメージですが、元々はこんなに色鮮やかだったのかと思うと、復元しても面白いのにと思いましたね。
それが現代の映像技術のお陰でその過程も見られて、一同おおっ!となったことは言うまでもありません。
侘び寂びの世界観にいきなりカラフルな立像が現れたら・・・

そこから奈良公園の浮見堂を見て街を散策してからお茶しに・・・

この続きは次回に。
今日はこの辺で・・・
お付き合い頂きありがとうございました。